食費に関して

家計を管理する上で、食費を減らすことを考える人はとても多いように思うのだけれど、それは、合理的ではないどころか、危険ではないか? テレビでも、「1ヶ月1万円生活」など、家計の節約番組でいかに食費を切り詰めるかを取り上げているが、テレビ番組として楽しんで見るのはかまわないけれど、食費の切り詰めを実行するのは、やめておく方がよいと思う。


食費を切り詰めることが合理的でない理由は、1ヶ月の食費は、特別贅沢をしていなければ、一人あたり月額3万円〜5万円程度に収まるもので、逆にここを切り詰めても、一人あたり月額1万円程度の節約にしかならない。
それに対し、普段ほとんど乗らない車を手放して、必要なときにタクシーやレンタカーを利用するようにすれば、車の購入費、車検、駐車場代、ガソリン代などかなりの金額を節約できる。タバコやお酒をやめるのも医療費も節約になり一石二鳥だ。娯楽や旅行の費用も節約効果は大きい。食費を節約する前に節約すべきものはたくさんある。


食費を切り詰めることが危険な理由は、たとえばこれだ。
http://www.commonsonline.co.jp/dokusai.HTM
http://food.kenji.ne.jp/food18/food1822.html
最近の安い食品には、中国産や中国で加工した食品が数多くあり、これらが知らない間に健康を蝕んでいる可能性がある。(日本の農薬消費量も相当多いけれど、安い農薬を大量散布している国とはわけが違うと思います)
食品の質は、健康に直結するものなので、多少高くても、出自のはっきりした食品を食べることは、結果的に安くつくのだと思います。体を壊したら、医療費もかかるし、収入も減少するし、大変ですよ。



あちこち、はてなダイアリをみていたら、食品と健康に関する面白い記述が見つかった。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20040601
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20040606
面白いから、タイトルだけを、一覧表示できないのかな?