はてなの使い方

はてなの回答者をしばらくしていて、はてなの質問に対する回答の扱い方が上手くないせいで、有用な答えを得られていない質問者が多いなぁと思うのです。
質問の仕方ではなくて、

  • 回答に対するコメント
  • 質問を締め切るタイミング
  • ポイントの割り振り

にもっと工夫をする方がいいのではないかと思うのです。


まず、最初の3つから5つくらいの回答は、質問内容に対する追加情報を求める逆質問的な回答か、ポイント狙いの意味のない回答になることが多いので、逆に、最初の3つから5つくらいの回答は捨てのつもりでいる方がいいと思います。
むしろ、これらの回答に対するコメントを出来るだけきっちりと書くことで、その後の回答で意味のある回答を得られることにつながります。コメント無しや、「ありがとうございます」だけ、あるいは、回答者に対して怒りを向けるようなコメントは、決して書かない方がいいです。


回答者にはさまざまな人がいるので、あまりにも性急に質問を締め切らないほうがよいです。仕事をしている人で、週に1度しかはてなに書き込めない人もいるので、できれば1週間質問をオープンしたままにしておく方がよいです。あるいは、土日に狙いをあてて、土曜日に質問を立てて、火曜日に締め切るようなくらいがいいかもしれません。
目安としては、回答数が10〜20くらいは待つべきだと思います。トラブルシューティングの類でなければ、自分として正解答が得られたと思っても、すぐに締め切らないほうがよいです。間違った回答を信じて、質問を締め切ってしまった人をみたことがあります。10〜20の回答数で、大体300円〜450円くらいですから、あまりけちけちしない方がいいと思います。


はてなの回答者の中には、その道の専門家も含まれています。自分の直感に反した回答であっても、性急に却下しないで、もう一度よく考える方がいい場合もあります。正しい回答をもらっているのに、その回答を信じないで、間違った回答の方にポイントをたくさん与えている方を何人か見たことがあります。


ポイントの割り振りは、きちんと考えるべきだと思います。
まず、ポイント狙いの意味のない回答には、ポイントは与えてはいけません。これははっきり言って、鉄則だと思います。これを守らないと、この手の輩を増やすことにつながって、他の人に迷惑をかけます。
きちんと時間をかけて調べた回答には、それなりのポイントをもって報いてあげるべきです。そうでなければ、回答者がきちんと調べて回答しようとする意欲を失ってしまいます。ポイントで報われない経験が続くと、だんだんと有意義な回答をする回答者が減ってしまい、後に質問をしたときに、有意義な回答を得られなくなってしまいます。