ネットワークのスイッチ

情報処理試験の勉強とかをしていると、ネットワーク機器の説明として、「ハブ」「ブリッジ」「ルーター」の3種類があるという説明がある。それぞれ、レイヤー2(データリンク層)、レイヤー3(ネットワーク層、IP層)、レイヤー4(トランスポート層、TCP層)に対応したネットワーク機器だというふうに、OSI参照モデルとの対応で理解する。

だけど、実際に、企業のネットワークの現場に行くと、「スイッチ」という上記のどこにも入らないネットワーク機器が幅を利かせていて、VLANだとかLink Aggregationだとか聞き慣れない用語が飛び交っている。

最初にあげた、「ハブ」「ブリッジ」「ルーター」は、基本的な知識としては必要不可欠なものだが、実際にネットワークを構築するスキルとしては、「スイッチ」の設定をマスターしておくことが非常に重要なのだ。