実装の共有

継承というのは、純粋に実装の共有をするという目的には、必ずしも適っていないところに問題があるのだと思います。つまり、継承は、振る舞いとその実装の両方を共有する機構であって、その2つを区別できないという問題を持っているのです。
振る舞いのみを共有したいなら、インターフェースを用いることができるのですが、
実装のみを共有したいなら、継承以外の別の方法を考える必要があって、それの一番有力な候補が委譲なのでしょう。