UML

[id:pmoky:20050921:1127230361]
↑の記事を読んで、はたと考え込んでしまった。

protectedメンバ、privateメンバ

protectedメンバは書きそうですけどね。何が継承されるかが分かる必要があるので。protectedメンバというのは、ある種の公開メンバと言えるのではないかと思います。
privateメンバについては・・・、書きたければ書けばいいという感じじゃないでしょうか?あるデータが、不可視であっても、どのクラスに保持しているかを、明示したいことはあるかもしれない。チーム内での情報共有として、文書化したいこともあるかもしれない。
でも、すべてのprivateメンバを文書化することは、すべてのローカル変数を文書化するのと同様に愚かなことであることは間違いないとは思います。

そもそも、メンバを記述するのか?

クラス図に、メンバをどんどん書き込んでいくと、信じられないほど読みにくい図が出来上がって、シンプルなUMLのメリットが完全に消えてしまうような気がします。
また、しょっちゅうリファクタリングをしてメンバ名は変更になることが多いので、設計段階でメンバを確定させることは難しいんじゃないかとも思いますし。
そういうことで、私の場合、実用的に使っているクラス図には、クラスの関連と継承しか書かないことが普通です。(提出しろとか言われたときは別ですよ。)

シーケンス図って

シーケンス図ってありますけど、この図に、手続き型言語の残滓を感じてしまうのは私だけなんでしょうか?

UMLは、モデリング言語としてどうなのか?

長くなりそうなので、続きはまた今度。