「Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する」について

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070219_disk_failures/
PDFの方を見てみた。
http://216.239.37.132/papers/disk_failures.pdf
GIGAZINEの記事では、

  • 温度
  • 使用頻度
  • メーカー・種別
  • SMART値

について、簡単に紹介しているのですけど、内容を読むと微妙にニュアンスが違う感じで。
原論文のほうでは、こんなことを書いてありました。
温度については、一般に考えられているのとは逆で、低い温度の方が故障率が高くなるという結果が出て、これは驚きだと言っています。(3.4)
使用頻度については、1才以下と4才を超えるディスクについては、使用頻度が多いものの方が故障率が高いけれど、2才から4才のディスクの故障率はは使用頻度に関係ありませんでした。おそらく「適者生存」の理論で説明できるのではと言っています。(3.3)
メーカー(manufacturers)・型番(models)・年式(vintages)については、詳細は公開できないが、型番と年式に関して大きな相関が得られ、特に年式については強く得られたと言っています。(3.2)
SMART値については、めんどいので、原論文を見てね。(3.5)