言語の処理系の速度

http://www.rubyist.net/~matz/20070707.html#p01

Shootoutは娯楽としては面白いけど、実際の仕事の参考になるようなベンチマークではない。これが測っているのは主にインタプリタの性能(メソッド呼び出しや単純な計算)だが、実際のアプリケーションの性能は、そのような部分よりもアプリケーションフレームワークの性能や、ライブラリ実装の品質などの影響の方がはるかに大きい。

そのフレームワークやライブラリも、同じ言語で実装されているのだから、同等の機能をより効率のよい処理系をもつ言語で実装すれば、やはりそちらの方が効率がよくなるのじゃないのかな? ライブラリやフレームワークを別の言語にすればいいというかもしれないけれど、どちらかというとそういう所の方が言語の抽象化能力の高さを生かしたいのだと思う。
そもそも、Language Shootoutの問題はそういうことじゃないと思うのだけど。