読了: Algorithms in C++ Part 5: Graph Algorithms
Algorithms in C++ Part 5: Graph Algorithms
- 作者: Robert Sedgewick
- 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
- 発売日: 2001/12/27
- メディア: ペーパーバック
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- 2007/5/20 - 2007/10/5 488pp. (110pp/月)
あいかわらずスピードが上がらない。
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内容的には
- 17章: グラフの表現方法とその使い方
- 18章: 無向グラフの探索
- 19章: 有向グラフ(Transitive Closure, DAG, Topological Sorting, Strong Componentなど)
- 20章: 最小全域木
- 21章: 最短経路
- 22章: ネットワーク流問題
という内容で、CSの専門教育を受けていない私にとっては新鮮で面白かったです。Part 1で扱われていたデータ構造を踏台にして、さらに複雑なアルゴリズムを構成するという展開はわくわくしました。(なんか、語り口が変になってるな)
とりあえず読んだだけで頭に定着していないので、折を見て自分でもプログラムを書いてみないとと思っています。また、ここで取り扱ったアルゴリズムを効率を損なわずに関数型で書き直すにはどうすればよいのかという問題は、なかなか挑戦的です。
難を言えば、特に後半、ちょっと誤字誤植が目に付いた気がします。ちょっと英語の読解力に自信がないので、本当に間違っているのかどうか確信できないですが、少なくとも、texの記法が変換されないで印刷されたらしい箇所が数ヶ所あったことは間違いありません。