Computer Organization and Design, Revised Printing, Third Edition, Third Edition: The Hardware/Software Interface (The Morgan Kaufmann Series in Computer Architecture and Design)

昨日、読了とした本だけれど、もう少し感想を追加しておこうと思う。
まず、この本はパタヘネ本といって、結構有名な本らしい。コンピューターアーキテクチャに関する大学レベルの入門書というと、この本が定番ということで決まり、ということだと認識している。
基本的には、MIPSという命令セットを題材にして話が進んでいくのだけれど、ところどころで、Intel Pentium 4アーキテクチャがAdvancedなトピックとして解説されている。そのバランスがちょうどよくて、非常にすっきりと理解した気になれる。6章のパイプラインと7章のメモリ階層のところが一番の山場。
読書スピードの記録を見ても分かる通り、比較的読みやすい本だと思う。CDが付属していて、一部の節や章がCDの中に収められている。特に、9章のマルチプロセッサーが1章まるごとCDに収められている。あと、結構たくさん練習問題が付属しているのだが、その辺は全部飛ばしてしまった。そのうち暇を見つけて興味のある問題をやってみようと思う。