ノート

ノートの件に反応してみる。
元ねたってこれかな? http://sankei.jp.msn.com/culture/books/081102/bks0811020827001-n1.htm
昔ノートの件でコメントしたなと思って過去ログをあさったら出てきた。
http://d.hatena.ne.jp/lethevert/20070517/p1
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「書き込み専用デバイス」のたとえは私の場合もそうです。「消しゴムは使わない」、できれば「ボールペン」というスタイルが最終的な結論だったので。あと「黒一色」というのも。ペンを持ち帰るのがわずらわしいし、後から見やすくという発想がないので。
あと、ノートに描く絵についてはこだわりがあって、手早く要領を得た絵をかけるようになるのは重要とか思ってました。グラフとか、もちろん定規とか使わないで、どうやって題意を正しく表現できるかというのはあります。もちろん、「きれい」とは掛け離れた絵ですけど。

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ただ、分野によってはちょっと状況が違うのじゃないかという気がしないでもないですが。
実験とかフィールドワークが重要な分野だと、参照すべき重要なリソースはノートしかないという状況は考えられるわけで、そういう場合はノートの扱いはすこし違うものになりそうですけどね。
たとえば、私は半年ほど言語学の教室にいたことがありますけど、アイヌ語の研究をしようとか思った場合、文献調査じゃ研究にならないわけで、フィールドワークに出て、その内容をいかに情報豊かにノートに記録できるかというのは、研究の質を大きく左右するものだと思ったことがあります。そのときはさすがに「ノートの取り方から勉強」という感じでしたけど、結局違う分野に進んだのでそういうことにはならなかったですが。