健康保険の問題

Nikkei Net 23/Mar/2004 医療保険負担、75歳以上は一人当たり5万3000円
健康保険は、国民健康保険政府管掌健康保険健康保険組合の3種類があります。75才以上の人で保険料を支払っているのは、ほとんどが国民健康保険の加入者です。その他の人は、政府管掌健康保険健康保険組合で、家族の扶養になっているため、保険料を払っていません。
健康保険についてよく説明しているページ(ちょっと古い資料ですが) : http://www.kirihara.co.jp/scope/MAR99/tema.html


さて、国民健康保険は、自分の診療費に対応する保険料を自ら負担しているので、他の世代に負担をかけることはありませんが、政府管掌健康保険健康保険組合では、若い世代が保険料を肩代わりして負担していることになっています。そして、このことが世代間の負担の不公平につながっているといえます。
今回の厚生省の試算は、このような現状が背景になっていると考えられます。