量子論とlisp

週間リョーシカ(http://www.famipro.com/ryosika/)を読んだ。
で、量子論lispは似てるなと思った。(ヨタ話注意!)
人にとって、具体的なものが想像できない概念を受け入れるというのは難しいというのは、避けられないのだと思う。
量子論の場合は、波でありながら粒子でもあるという概念だったりするわけだが、
lispの場合は、第一級の関数という概念(あるいはラムダ計算というべきか)だと考えたわけだ。
しかし、関数に関数を渡して、リストの要素にその関数を適用するというようなことを説明するとき、その「関数」という概念が抽象的すぎるので一般には受けなかったのだろう。
それに対して、第一級の関数の劣化版のようなオブジェクト指向が、後から出て先に広まったのは、「オブジェクト」が「関数」よりも具体的な概念だったからなんじゃないかなと。

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2008/3/26 追記
lispの場合「関数でありながら値でもある」という方がよかったかも。