政治資金収支報告書
昨日の続きです。
UCVが取り扱えるアプリケーションを探してみたところ、ほとんど見つからなくて、見つけたと思ったら20万円もするしで、どうしようもない。何とか見つけたのが下のものだけど、これが本当に使えるのかどうかカタログからだけではよくわからない。
- パソコン決裁 UCV Viewer http://www.shachihata.co.jp/interweb/product/product031.php
いずれにしても、これだけあってもだめで、UCV形式の画像ファイルをダウンロードする方法とOCRでデータを読み取るところの作り込みが必要で、めんどくさい。データは手書きだったりするので、OCRの精度も落ちるのだろうし。
なんで人力で解析したデータを公開してくれないかな。
-
-
- -
-
電子データが手に入ったとして、どういうプログラムを作ればいいかというと・・・
政治団体間の資金の流れ
政治団体間で寄付があるので、どのお金がどこに渡ったかを分析することになるわけです。
政治団体がノードで団体間の寄付をエッジとしたグラフをイメージして、寄付の情報は、支出の内訳の情報を使います。
- すべての団体について、収入テーブルを作成し、(その団体名,総収入の額)で初期化します。
- すべての団体について、寄付の内訳を見て、政治団体があれば、その比率で収入テーブルの金額を、その政治団体に割り当てます。
- すべての団体について、2.で割り当てられた金額で、収入テーブル中の寄付金額に相当する部分を置き換えます。
- 2-3を収束するまで繰り返します。
という感じでやれば、多分、それぞれの政治団体のお金がもともとどこから来たのかが計算できるはず。
これで、政治家ごとに関連政治団体をまとめて、金額を集計してあげれば、どの政治家がどういうお金で活動しているかがわかるはずです。