オラクルがSAPのRetek買収にカウンターオファー

ラクルがピープルソフトの敵対的買収が終わったと思ったら、また敵対的買収を仕掛けたようです。米国内では、ERPパッケージソフトメーカーの覇権争いが激化している模様です。日本は、まだERPパッケージ業界そのものが未熟なので、しばらく平和が続くのではないかと思いますが、好戦的なオラクルがいるので、いつか同じことが起こるに違いないと思います。
ところで、僕は、敵対的買収を含めて買収は当然起こりうることだと思っているのですが、それはIT業界にはオラクルという好戦的な企業がいることが関係しているのかもしれないですね。買収の可能性を指摘されながら何の対策も打たずにおいて、いざ買収が始まってから感情的な抵抗を続けている某企業なんかを見ると、いまさら何を言っているのかという考えが最初に来るというのはありますね。

オラクル、SAPの買収に横やり--Retekにカウンターオファー - CNET Japan
Alorie Gilbert (CNET News.com) 2005/03/09 12:11
OracleがSAPによるソフトウェアメーカーRetek(本社:ミネソタ州ミネアポリス)の買収に横やりを入れた。同社は米国時間9日、1株あたり8ドル50セントというSAPの提示額に対し、9ドルを提示する計画であることを明らかにした。
Oracleは100億ドルをつぎ込んだPeopleSoft買収を1月に完了したばかりだが、今回の動きについては、SAPに対する威嚇を意図したものであることを明確にしている。
(後略)


ということで、ちょっとメモリンク
外圧でしか日本は救われないのか - ナグの日記