英語ができないと技術書が読めない件

仕事の愚痴を妻に言っていたら、新人の教育はどうなっているのかと聞かれた。
まともなことはやっていないっぽいので、自分のところは自分で多少教えるように始めた、と言ったら、
本とかで勉強するのか?と聞かれたので、
日本語ではごく初歩的な本しかないので、基本的に英語の本を読まないといけない、と答えたら、
それって、もう、産業として終わっているということじゃないの?と言われた。

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技術書は英語、ということがあたりまえだと思っていたので、言われたときにはハッとしたけれど、言われてみれば周囲に英語で技術書が読める人なんていない。
確かに、それでは周囲と話が合わないと感じるのも当然だと納得した。と同時に、リアルな世界で優秀だと思えるプログラマと出会ったことがないことにも納得した。

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最後に、昔、ボランティア活動で訪れたことがある発展途上国の高等教育の事情によく似ている、と言われた。

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そういえば、日本のIT産業は、海外に比べて20〜30年遅れていると言う人もいるらしいが、そのくらいの頃の技術書なら日本語でも読めるような気がするので、要はそういうことかもしれない。