ロシア、改造型のICBMを来年配備へ

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200412250003.html
ロシア、改造型のICBMを来年配備へ、実験終え
2004.12.25
Web posted at: 16:00 JST

- CNN/AP

モスクワ――ロシアの戦略ミサイル部隊は24日、北極圏プリセツクで大陸間弾道ミサイルICBM)「トーポリM」の改造型を移動式装置から発射、カムチャッカ半島の標的に命中させたと述べた。タス通信によると、同改造型の移動式発射装置からのテストは最終回となる今回で4回目で、来年から実戦配備する見込み。

AP通信によると、「トーポリM」の射程は9600キロ以上で、1998年から配備開始。現在は、約40基展開されている。発射の準備時間も大幅に切り詰め、発射の探知、迎撃をより困難にしている。

搭載するのは単発の弾頭だが、最多3発で武装する計画も示唆している。米国の迎撃ミサイルを無力化することを狙っているとみられる。ロシアのプーチン大統領は先に、他国のより優れた新戦略核兵器を開発しているとの事実を示していた。同兵器は、「トーポリM」を軸にしたものとみられている。

24日のテストには、イワノフ国防相も立ち会った。

冷戦や核といったテーマは、10〜20年昔の時代のことのように思えるが、現在もなお生きているテーマなのだと確認させられる記事。
実際、核拡散問題は、冷戦時代より深刻化しているということは、国際政治の場では常識のようだが、一般の日本人の間ではどの程度認知されているのだろう?