M&Aの外資規制

日本企業が外国企業を買収することについては、喜ぶくせにね。
そもそも、M&Aを推進して日本経済を活性化させよう、日本資本に元気がないなら外国資本にがんばってもらおうという趣旨ではなかったのかしら。閉鎖的な国内制度が、日本の競争力を奪ったという過去をもう忘れている人がいるのか?

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外国株使う合併に条件、国内非上場は厳しく・法務省方針
法務省は2006年に解禁予定の外国株式を対価とする企業合併をめぐり、国内での売買が難しい外国株を使う合併に条件を設ける方針を固めた。外資による日本企業買収などに警戒感がある与党などの理解を得るには一定の制限が必要との判断からで、国内で非上場の外国株を使う場合に合併要件を厳しくする案を軸に検討する。
合併の際に外国株を割り当てられることになる国内の投資家を保護する狙いがあるものの、過度に制限した場合は「外資締め出し」との批判を招きかねないため、慎重に調整を進める構えだ。
外国株を対価とする企業合併は外国企業が日本企業を傘下におさめる新しい手法で「三角合併」と呼ばれ、政府が今国会に提出する会社法案の柱のひとつ。企業再編などを促す狙いで、外国企業が日本に設立した買収目的の子会社を日本企業と合併させる場合、消滅する日本企業の株主に親会社の外国株を割り当てることを認める。 (07:02)